 バイクに乗って走る。単なるこれだけのことが、なぜ楽しいのか。走ったことのない道をつないで、見たことのない風景を眺める。知っている土地でも道を一本、奥に入ると、そこは未知の世界だったり。忘れかけた"冒険心"をくすぐられるから、というのも理由のひとつだろう。
今回は起点を京都・亀岡だ。国道9号・山陰道を北へ走り、まずは日吉ダムを目指してみよう。オフロード車ならば、途中、ルートをちょいと変更してダート林道へ進入してみるのも楽しい。ただし、ダートはどんなアクシデントに会うかわからない。心と装備の準備はしておこう。例えば柿ノ木峠は、工事のため通行止めだったり。ちなみに取材時の8月初旬、北側から南下する、往復ルートで走行することはできた。
府道50号から日吉ダムを眺め、府道19号で園部を目指す。園部からは府道54号で、るり渓へ。ここは国の名勝地にも指定されている自然公園。約4kmにわたって、さまざまな滝や岩が続く渓谷を眺めながら走れるのでおすすめ。
さらに南下、兵庫県・猪名川渓谷ラインへ。野所長谷線林道は、路面が荒れ気味。3キロを過ぎたあたりで倒木に遭遇、折り返すことに。
ふだん走る国道とは違う県道、府道へ。一歩奥へ、一本違うルートを選ぶ。道に迷うこともある。アクシデントがあっても、なぜか楽しい。ツーリングとは、未知を切り拓く、自分の可能性をも広げられる、遊びなのかもしれない。
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